仕事で図面を作製することになりました。 2個の部品AとBの組み合わせから成るCという部品があります。 AとBの図面寸法は、それぞれA=10±0.6、B=20±0.8だとします。 この時、単純にAとBを組み合わせるとC=30±1.4になりますが、 Cに対しては別の要件があって、C=30±1.0で仕上げています。 つまり、AとBのどちらか一方が基準寸法から大きくずれた場合には、 もう片方は基準寸法からのずれが小さいか、 もしくは反対符号方向にずれたものを選んで組み合わせることで、 C全体としての寸法公差は単純和よりも小さくなっているのです。 以上のことを、AとBが組み合わさってCに成っている状態の図面に 表現したいのですが、そのまま3箇所の寸法を A=10±0.6、B=20±0.8、C=30±1.0と書けばよいのでしょうか? そのように書こうとしたら、会社の別の人から、 例えばA=10.6、B=20.8の部品を 組み合わせた場合にC=31.4になるので C=30±1.0は図面としておかしいと言われました。 そうではなくてC=30±1.0となるように、 特定の組み合わせだけが許される状況にあることを説明しましたが、 それを理解してもらえませんでした。 こんな時、図面にはどのように表記したらよいのか教えてください。 また、それが分かるような文献や市販本など御存知でしたら、 併せて教えていただけると助かります。 それでは、よろしくお願い致します。
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