■質問 浮動小数点の標準規格IEEE754に、浮動小数点定数同士の演算に関する規定はありますか? ■背景 とあるマイコンで組込みソフト開発をしています。 このマイコン用のコンパイラ(IEEEに準拠)で以下のCソースコードをコンパイルしたところ、コンパイラのバージョン1とバージョン2で演算結果が異なりました。 double d_val = 6.6f * 10.0f; ○コンパイルバージョン1でコンパイルしたソフトの演算結果 →d_valには66.0が代入されました。 ○コンパイルバージョン2でコンパイルしたソフトの演算結果 →d_valには65.999999…(詳細は失念)が代入されました。 コンパイラメーカーに問い合わせたところ、「バージョン1から2へのアップグレードにおいて、浮動小数点定数演算に関連する変更を行ったが、その影響は浮動小数点演算における誤差の範囲内である」との回答でした。 誤差の範囲内であるとはいえ、コンパイラのバージョン違いで演算結果が異なるのは困るので、これがIEEE754規格違反なのであれば、それを根拠にコンパイラメーカーへ対応を求められるのではないかと考えています。 しかし、浮動小数点定数同士の演算結果の正確性についての規定がないのであれば、開発側で対応するしかありません。 いろいろと調べてはいるのですが、これといった情報に行き当たっていないので、こちらで質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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